過去の記録を残していないのですが、平成11年が最初の富士登山であることは間違いないです。
以来毎年登り、平成15年は台風で中止、平成25年は2回登っているので、今年で16回目になります。
富士宮口が12回、須走口は2回、御殿場口が2回。
御殿場口は昨年、須走口は今年と平成19年です。
そもそも、東京拘置所在監中の平成6年7月に、写真家の石川さんを隊長に、ご遺族や門下生が野村秋介先生の遺骨を持って頂上で慰霊祭を行ったのが最初です。
その時の写真を差し入れて貰い、自分も娑婆に戻ったら登ろうと決意しました。
名古屋刑務所を出獄した平成10年の翌年夏、門下生であった山村さんと初めて登りました。
以来「野村秋介慰霊登山」と称し同志を募って毎年登って来ましたが、
数年前にご遺族のご意向を考慮して、表立って慰霊と称する事は辞めました。
先生の遺影を持って登ったことも数年ありましたが、それも今は中止しております。
しかし心の中では今でも慰霊登山であることは変わりありません。
毎年続けていることは大変な事でも何でもありません。
自分の中では夏の最重要事項であるので、続いているだけです。
もう一つ、もう10年以上になりますが、名古屋から毎年参加してくれる盟友も要因の一つです。
体調が悪かろうが、下肢痛があろうが多忙であろうが、毎年無理を押して登り続けて来られています。
その友人の為にも、もう辞めたとは言えません。
このブログでもお馴染みの高校の同級生、本多君とも毎年一緒だったのですが、
ここ数年は登ったり登らなかったりで、どうしたんでしょうか。
結局最初の登山が日帰りだったので、現在もこのスタイルを踏襲しています。
山小屋泊まりなら確かに楽ですが、
山小屋嫌いなんです。
それと連休が取れなかったのもあります。
さて今年の登山です。
今年は初めて最初から最後まで独りです。
今迄も登りと下りは独りということはありましたが、
それでも10時に浅間神社集合ということで誰かが別ルートから登ったり、
自分より早く登り始めたりして頂上では同志達と一緒でした。
今年は日程が合わず、この1回目は単独になりました。
そして2回目の須走口。
1回目の時は下りの砂走りが延々と続く感じがして、
2度と登るものかと思ったのですが、
通行規制と御殿場口から今登れるかと自問自答した結果須走口になりました。
7月22日火曜日、罷業後は近くの喜多の湯で入浴した後、20時に東名浜松インターから乗りました。
喜多の湯は初めて入ったのですが、くじを引いたら一等賞の無料入浴券10枚が当たりました。
幸先好いです。
21時過ぎに日本平PAに到着。
炒飯食べてからかつ丼を追加しました。
月曜日から炭水化物を摂取しています。
16年落ちのライフですが、エンジンは好調です。
トラックも少なく、追い越し車線を主に走って22:08に御殿場IC到着。
途中ローソンでおにぎりとお茶を購入し、あざみラインを目指します。
ところがあざみラインの入り口が判らなくなり、
運良く派出所に警官がいたので確認しました。
23時過ぎに須走口五合目駐車場に到着。
東名は快調に走ったライフも、
登山道は苦戦しました。
3速ATなのでアクセル踏んでも3速に変わると速度が落ちて2速になり、
またエンジンが唸って3速になると速度が落ちて2速に戻るの繰り返し。
後続車がいなかったので好かったですが。
少し寒いので着替えて後部座席に横になる。
モンベルジオライン長の上に半袖Tシャツの上にダウンベストの上にカッパ。
下はサポートタイツの上にカッパ。
4時過ぎに行動開始。
持って登るものをザックに詰める。
今年の装備
ザック モンベル クロスランナーパック 15 (7でも行けそうな気がした)
防水用のスタッフバッグ
ダウンベスト
ウインドブレーカー
飲料 500mlのペットボトル
菓子類は梅干し関連のものを3個、レモン関係を1つ。
ポッカ100レモン。
三脚(独りなので初めて)
カメラ PENTAX WG-2
財布
スマートフォン
返納するお守り
赤飯のおにぎり2個
腕時計 Gショック
靴 アシックス GEL-Fuji Elite
衣類上 モンベル ジオラインLW長袖 モンベル ウイックロンゼロ 半袖
衣類下 ハリーハンセン クールマックスパンツ CW-X タイツ adidas ハーフパンツ
帽子 パタゴニア DUCKBILL BUCKET HAT
手袋 バイク用

4時半頃

登山開始

他の登山道では見られない風景








お腹が空いたので持参した赤飯おにぎり食べる







恒例の甘酒 400円也









須走口登頂
此処から富士宮口へ移動



富士宮口到着
奥宮は改築中
参拝してお守りを返納しました


本日は人も少なかったです

これまた恒例の日本一高い場所で食べる日本一高いカップラーメン
800円也
11時下山開始

13:15下山完了
駐車場まで戻る途中、バンビがいました
富士山保全協力金も1,000円寄付してきました。
2Lのペットボトルで顔と頭を拭いて帰宅開始。
牧之原SAで休憩。
16:11浜松IC到着。
無料券が当たった喜多の湯で入浴して無事帰宅。
今年はFacebookで中継しながら登ったので、
皆さんからのお声がけが嬉しかったです。
今年も無事終わりました。
もう1回行くかもしれません。
登りたいという方がいましたら、
ご連絡下さい。
アドバイスだけでもしますよ。
昨年の御殿場口は割合頑張って走ったりしながら5時間だったが、
須走口は小走りでさほどしんどくなく4時間だった。
下りは距離は長いが御殿場口のほうが大きい石がなくて好いかな。
交通は不便だが距離が短い須走口か、
浜松からは近いが登りがきつい御殿場口か。
今回の須走口は空いていたのも好かった。
交通規制もない日があるし。
御殿場口は大体空いているようです。

上が富士山保全協力金で貰えるバッチ
下が頂上でカップラーメンを食べると貰えるバッチ
※経費
交通費 高速 3,030円×2=6,060円
富士山保全協力金 1,000円
トイレ代 200円×2 300円 計700円
食費 カップラーメン800円 甘酒400円 お茶ペットボトル500円 計1,700円
ガソリン代 3,000円
お守り 1,000円×4=4,000円
合計 16,460円
他にもおにぎりや水、東名での飯代などもあります。
※備忘録
1 須走口駐車場も、朝には満車で下り道に駐車。夜には到着したほうがいい。
2 須走口は夜明け前だとヘッドランプは必須。判りにくい。
3 ゴミ袋忘れずに
4 下りの砂走りは御殿場口と比べて石が多いので走れない。
5 トイレは頂上300円、他は200円
6 9時から16時までは寄付金係が登山道入り口にいます
7 夜明け前は寒いので寝袋必要