4月2日金曜日
罷業後、レンタカーで20時出発。
途中途中で結構強い雨で80km/hでないと怖いところがあった。
しかも眠い。
とても眠い。
22時20分に本多さんが御殿場駅にバスで到着するのだが、
間に合わなくても少し寝たいと思った程。
それでもなんとか22時40分御殿場駅到着。
本多さんを乗せ、御殿場口の登山道へ。
途中7-11で携帯酸素などを購入。
持ってくるのを忘れていた。
他に忘れ物がないか心配。
仕事が初めての事ばかりで頭が一杯。
なかなか他の事まで頭がまわらない。
富士宮口だと登山道入り口から5合目まで30分以上かかるけれど、御殿場口は10分もない。
これがつまり一番低い地点からの出発ということだ。
第1駐車場は満車、第2は4日に行われる富士登山駅伝の為閉鎖、しかし第3はがらがら。
0時位から仮眠。
本多さんは4時出発とのこと。
御殿場口は登頂まで7時間と記載されている。
まあ5時間はかからないだろうと、私は5時出発に。
3時に本多さんが起きて出発。

その後4時に起きて準備開始。
赤飯おにぎりとサンドウイッチを摂取。
今年の道具は、靴montrail hardrock09、先日購入したショートスパッツ(好くなかった。透湿性がないと思うのだが、登り初めて直ぐに内側は水滴が付着して冷たく感じた。そして大砂走りでも砂利が入ってきた。やはりGore-Texのロングが好い)、5本指靴下、cw-xタイツ、kavuのショートパンツ(サプレックスナイロンは濡れると乾きにくい感じ。前後に大きなポケットがあり、食料でもカメラでも使ったらすぐ突っ込めるのでとても便利なのだが、汗濡れが…)、mont‐bell ステンレスメッシュ キャップ、mont‐bell ジオライン長袖、東京マラソン2013Tシャツ(ランニングなど常に動いていて体温が一定ならこの手のランニングシャツは好いと思うが、登山(私の場合は半スピードハイク)のように激しく動いたり、休んだりがあると、やはり汗濡れが冷たいしなかなか乾かない。それでもジオラインが濡れても冷たさをあまり感じないので助かった。次回からはウールを導入してみる予定)、成組手拭い、ルディプロジェクトサングラス、バイク用手袋、mont‐bellクロスランナーパック15(今年は遂に15Lにした。軽さ命。荷物を入れて確認してなかったので入るか心配だったが、レインウエア上下(上は外側のバンジーコードに挟んだ)、飲料500ml×2、補給食、ダウンベスト、財布でまだ余裕があった。来年もこれでいく)、ユニクロダウンベスト。カメラ、酸素缶、スマホはパンツのポケットへ。

5時15分鳥居をくぐる。



すぐに大石茶屋。
ここでトレラン装備の方に声をかけられ写真を撮って貰った。
今回は登りでこの方を含め3人に抜かれた。
一人は外人なので話さなかったけど、
もう一人は女性で完全にランニングスタイル。
とても小刻みな歩幅で登っていった。
抜かれて暫くしたら先で止まっていたので、
どれくらいで登頂するのか聞いたら、このまま行けば3時間だけど、7合目で疲れるので4時間くらいと
言っていた。
下りてくる時に聞いたら3時間半だったそうです。
トレランの男性は4時間で、外人さんは下りてくるのが一番早かったので3時間くらいかな。
抜かれた時はまだそれでも5時間で登れると思っていた。
しかし…。
兎に角どの辺だったか、8合目くらいまでは砂利道。ふくらはぎが結構疲労した。
上は富士宮口とあまり変わらない感じ。
それでも人は少ない。


初めてなので何処に何があってどれくらいかかるのかがさっぱり判らない。
山小屋は閉鎖してるし、やっとあったと思ったら、すぐ上、1分もないところに次の小屋があるし。
結局開いている小屋は3つだけ。
富士宮口だと6軒。

6合目は何にもないのだが(看板があるだけ(笑))、此処まで2時間かかった。
富士宮口であれば6合目までは30分。
御殿場は2時間。
此処で10時登頂は少しやばいかなと感じた。
1時間先行して本多さんだったが、6合目で追いついた。
大石茶屋の次の山小屋が7.4合のわらじ館。
甘酒あるかと聞いたらない。
ところが奥に引っ込んで出てきたと思ったら出来ますよ〜と言われ500円。


補給食は、東京マラソン残りの塩熱サプリ
http://www.midori-anzen.jp/supplement/、梅干しの菓子、マンゴーとしょっぱい何かのグミ。しかしやたら空腹を感じ、登りで全て摂取してしまった。
8合目までは本多さんと同道。

7.9合の赤石八号館で確か此処であと1時間半と書いてあった。
9時20分くらい。
これでは10時に間に合わない。
本多さんが行ける?と何度も聞くので、10時半には着けると思うと回答。

此処からは一人旅。
登頂は10時27分。
約5時間15分。
恐るべし御殿場口。
舐めてました。

そのまま富士宮側の浅間神社奥宮へ行き、
参拝と恒例のお守り購入。

もう一つの恒例である山頂800円カップラーメンも摂食。

高山病だという本多さんも11時に登頂。



12時下山開始。
下山ルートが別れる6合目からは大砂走り。
深い砂利道。
霧というか小糠雨で髪の毛や衣類に細かい水滴がつく。
しかし埃は全くたたなかったので、これは好かった。
30分くらい経ってから、ふとバンジーコードに挟んでいた筈のレインウエア上がない事に気付いた。
本当にふと気付いた。
上を見るとそれらしき物が落ちている。
程なく下りてきた本多さんに聞くと、やはり私の物らしい。
折角下りたのに、また登る。
しかしとても登りにくい。
足がとられてちっとも進まない。
幸運にも丁度下りてくる人が見えたので、
大声で拾って下さ〜いと叫んで持ってきて貰った。
有り難うございました。
大砂走りは走って下ると結構揺れるので、その振動で落ちてしまったみたい。
好い加減足が痛くなって、14時27分下山完了。
長かった。
これまで富士宮口からは登りで4時間以上かかったことがなかったので、
5時間はきつかった。
甘く見てました。
でも人が少ないのでまた次も此処から登ろうと思います。